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糸柳ブログ

2023.05.24糸柳便り

職場にお土産は渡すべき?選び方や渡すときのマナーを解説

職場に渡すお土産を選ぶときは、日持ちするお菓子や個包装のもの、他の人に気を遣わせない価格のお菓子を選ぶのがポイントです。旅行の予定がある人の中には、「そもそも職場にお土産は渡すべきか」「どのようなお菓子なら喜んでもらえるのか」と悩んでいる人もいるでしょう。

当記事では、職場で喜ばれるお土産の選び方や渡すときのマナーなどを詳しく紹介します。職場にお土産を持っていこうか迷っている人や、おすすめのお土産が知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.職場にお土産は渡すべき?

近年では、職場で旅行などのお土産を渡さない人も増えており、旅行やレジャーに行くたびに職場でお土産を渡すか渡さないかで迷っている人もいるかもしれません。お土産はコミュニケーションのきっかけとなり職場の人間関係を円滑にする手段の1つでもあるため、渡すか渡さないかを迷う場合は渡すのがよいでしょう。

お土産を渡すと決めた後に迷うのが、お土産の渡し方です。お土産を渡すマナーやルールは職場によって異なるので、それぞれの職場に合わせた方法で渡すのがおすすめです。就職・転職などで入社したばかりの人は、周りの人にお土産の渡し方などを事前に確認してもよいでしょう。

 

2.職場で喜ばれるお土産選びのポイント

職場へのお土産はお菓子が無難です。お土産の予算としては、内容量などにもよるものの1,000~2,000円台が一般的な価格帯です。値段によっては他の人に気を遣わせる場合もあるので、お土産の値段は高価であればよいとも限りません。

ここでは、職場で喜ばれるお土産選びのポイントを解説します。

 

2-1.個包装のお菓子を選ぶ

職場へのお土産には、個包装のお菓子がおすすめです。個包装のお菓子は、仕事の合間など、それぞれに都合のよいタイミングで食べてもらいやすくなります。その場で食べない人でも持ち帰りやすいでしょう。

また、個包装であれば外箱を開けても置いておけるので、休みの人や外回りの人など、配るタイミングでいない人にも配りやすい点も魅力です。「ご自由にどうぞ」とメモをつけて各人に取ってもらったり、デスクの上に置いておいたり、職場のマナーや相手の都合に合わせた配り方ができます。反対に、切り分けが必要なお菓子は、わざわざ切り分けたり洗い物をしたりする手間がかかるため、職場のお土産には向きません。

 

2-2.日持ちするものにする

お土産には日持ちするものを選びましょう。お休みの人や出張の人がいる場合、持参した日に必ず全員に渡せるとは限りません。全員に行き渡るまでもつように、1週間~1か月以上もつものがおすすめです。お土産を買う前に、パッケージなどで賞味期限・消費期限を確認しましょう。

日持ちするお菓子の例としては、クッキー・フィナンシェ・おかき・おせんべいなどが挙げられます。チョコレート菓子も日持ちしやすいものの、溶ける可能性があるため暑い季節には向いていません。

職場によっては冷凍庫・冷蔵庫がないこともあるため、職場へのお土産には要冷凍・要冷蔵のお菓子は避け、常温保存可能なお菓子を選びましょう。冷蔵庫などがある場合でも、お土産が気づかれないまま残ったり、お土産が庫内で何日も場所を取り続けたりと迷惑をかける恐れもあります。

 

2-3.色んな味のあるお菓子を買う

お菓子のフレーバーは好みが分かれます。多くの人に楽しんでもらえるように、色んな味のバリエーションがあるお菓子を買うとよいでしょう。味のバリエーションを揃えるなら、詰め合わせセットなどがおすすめです。

また、お菓子と言えば甘いものをイメージする人も多いかもしれませんが、甘いものを食べない人に配慮して、甘い味としょっぱい味が選べるものをおすすめします。同じお菓子でバリエーションがつけられなければ、まったく別の商品を組み合わせて、甘いものとしょっぱいものを揃えるのも1つの方法です。

 

2-4.量は少し多めに準備する

お土産の量は、職場のメンバーより少し多めに準備しましょう。人数分ぴったりの場合、多く持っていく人がいたり他部署の人が持っていったりすると、本来渡したかった人に行き渡らないこともあります。渡したいメンバーより少し多めの個数を準備すれば、予定より多く配ることになっても最低でも1人1個は渡せます。

 

3.職場でお土産を渡すときのマナー

休みを取って旅行に行った場合は、お土産を準備したほうがよいでしょう。「お休みをいただき、ありがとうございました」といった感謝の気持ちを込めてお土産を渡すと、旅先でも職場の人を気にかけていたことが伝わり、よい印象を残せます。

ここでは、お土産に関するマナーを3つ紹介します。旅行や帰省の締めくくりとして、マナー違反を避け、お互いによい気分になれるようにお土産を渡しましょう。

 

3-1.忙しい時間は避けて渡す

お土産を渡す際は、忙しい時間を避けるのが鉄則です。せっかくお土産を渡しても、忙しいタイミングで渡すとあまりよい印象を持たれません。

職場の習慣や業務の状況にもよるものの、出社から勤務開始までの間や休憩時間などは比較的余裕があり、お土産を渡しやすい時間帯です。昼休み前後や午後3時ごろのおやつの時間に合わせて配るのもおすすめです。

 

3-2.お土産にメモを残す

直接渡せないときや自由に取ってもらう形でお土産を渡すときは、お土産にメモを添えましょう。誰からのお土産か、そもそもお土産なのかどうかが分からないと、手に取れる場所に置いてあっても手をつけにくくなります。メモを添えることで、お土産であり、誰からのものであるかを分かりやすくすると気軽に受け取ってもらいやすくなります。また、渡す相手の時間を取らずに感謝の気持ちを伝えられるでしょう。

メモは次のようなシンプルな文面で構いません。

  • 北海道旅行のおみやげです。皆さんでお召し上がりください。
  • 実家の大阪に帰省しました。よろしければお召し上がりください。

旅行先とお土産であることをメモしておくと、簡単な文面でも内容が伝わります。書き始めや文末には、忘れずに自分の名前も書いておきましょう。

 

3-3.個別のお土産はこっそり渡す

お世話になっている上司など、職場用以外に個別でお土産を渡したい相手がいる場合は、目立たないようにこっそり渡すのがおすすめです。あまり堂々と特定の人にだけ渡すと、周りで見ている人もいい気がしない上、受け取る人も気を遣って手放しで喜べなくなる恐れがあります。また、渡したことが目立たないように、個別のお土産は小さめのものを選ぶとよいでしょう。

 

4.職場におすすめのお土産の種類

ここでは、職場におすすめのお土産の種類を具体的に紹介します。

洋菓子

洋菓子は人を選ばず、人気の高いお土産です。洋菓子の中で日持ちするお土産を選ぶのであれば、クッキーなどの焼き菓子をおすすめします。

笛吹市周辺のお土産であれば、「槌や」のカステラなどが人気です。カステラというと切り分けが必要なイメージが強いものの、槌やには個包装タイプのカステラもあります。カステラはお土産の定番であっても職場には持っていきにくいお菓子なので、センスのあるお土産という印象を持ってもらえるでしょう。

「槌や」の公式Instagramはこちら

和菓子
和菓子は年配の人や甘いものが苦手な人にも好かれやすいお菓子です。和菓子をお土産にする場合は、甘いものであればようかんやかりんとうなどがおすすめです。あんこのお菓子は日持ちしないイメージを持たれることもありますが、きんつばなどには1か月程度もつ商品もあります。同じく日持ちのしやすいおかきやおせんべいは、甘いものが苦手な人に向けたお土産として重宝します。
紅茶・コーヒー

食べ物だけでなく、飲み物もお土産にうってつけです。海外旅行などで紅茶やコーヒーが有名な場所に行った場合は、現地の紅茶やコーヒーもおすすめです。

個包装のパックであれば、職場の人に好きなものを選んでもらえます。特にドリップタイプのコーヒーやティーバッグのお茶は会社でも淹れやすいので、仕事中や休憩時間のお供にも喜ばれるでしょう。また、来客のあるオフィスであれば、多めに買っておけば来客用の飲み物として出してもらえます。

いずれも日持ちして、職場でのティーブレイクにぴったりのお土産ばかりです。仕事中につまむ様子などを想像しながら選ぶとよいでしょう。

 

まとめ

お土産はコミュニケーションのきっかけとなり、職場の人間関係を円滑にする手段の1つでもあるため、お土産を渡すか迷った場合は渡してもよいでしょう。お土産は、値段によっては他の人に気を遣わせる可能性もあるので、1,000~2,000円程度のものを選ぶのが無難です。個包装のお菓子や日持ちするもの、色んな味のあるお菓子などにするのがおすすめです。

職場でお土産を渡すときは忙しい時間を避け、直接渡せないときや自由に取ってもらうときはメモを残しましょう。職場におすすめのお土産には、クッキー・カステラ・ようかん・紅茶・コーヒーなどがあります。