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糸柳ブログ

2022.04.02糸柳便り

サウナで整うとは?コツやサウナの効果、入り方、注意点も徹底解説

サウナ

サウナで整うと疲労回復や肌荒れの改善、快眠効果を体験することができます。しかし、サウナで整うためには正しい入り方をしなくてはいけません。当記事ではサウナで整うための入り方からコツまで詳しく解説するので、サウナにハマっている人やこれからサウナを利用していきたいと考える人は、効率よく整うためにも内容を把握して活用できるようにしておきましょう、

サウナで整うとは

サウナで整うとは、『サウナ→水風呂』の繰り返しをした後に休憩をしたら、すっきりした感覚、脳が冴えたような状態になることを指します。サウナで身体を温めると血流が一気に良くなり一種の興奮状態になります。その状態で水風呂に入ると身体が冷えて興奮状態を抑えるので、頭だけ興奮した状態になって、肉体は落ち着いているにもかかわらず気分がいい状態になります。この状態が『整う』です。

また、サウナと水風呂を交互に利用することで極端な体温の上昇を避けて、少しずつ身体の中から温める効果があるので、リラックス効果を得られます。このリラックス効果も整う状態であるといえます。

サウナで整うことで得られる効果

サウナ

サウナで整うと脳が刺激され内にβ-エンドルフィンやオキシトシン、セロトニンなどが分泌されます。これにより、自律神経が安定して身体に以下のような効果をもたらします。

【整うことで得られる効果】
・ 疲労回復
整うとリラックス効果が生まれるので疲労回復に期待できます。特にスポーツや仕事による肉体的な疲労には効果的です。また、短い時間でサウナと水風呂を交互に行うことで体温をゆっくり温められるので、ストレスや心労の回復にも期待できます。
・快眠
サウナに入ると一定量の汗をかいて興奮状態になるため、適度に疲労を感じます。この適度な疲労感が快眠効果を高めてくれます。さらに、サウナ後は血流が良くなるので、睡眠時に血液中の酸素移動が促進されてより睡眠の質を高めてくれるでしょう。
・肌荒れ改善
サウナで汗をかくと、皮膚から余分な脂が排出されて毛穴などがスッキリします。これによって、皮膚の汚れを排除できるので、ニキビや肌荒れを予防できるでしょう。

他にも、温まった身体を水風呂で冷やすことで体内を温めようとする働きを促進する効果もあります。この働きによって免疫力の向上や血圧改善、脂肪燃焼にも期待ができるので、サウナで整うことは身体の調子を良くする意味でもおすすめです。

サウナの種類

サウナは大きく分けて、『乾式(ドライ)サウナ』と『湿式(ミスト)サウナ』の2種類があります。乾式サウナは85~100℃くらいで湿度が低く、湿式サウナは60〜45℃くらいで部屋に蒸気が充満して湿度が高いのがそれぞれの特徴です。日本では乾式サウナの方が主流で、銭湯などにあるサウナは大体が乾式サウナです。
 
  ドライサウナ ミストサウナ
室内温度 80~100℃ 45~60℃
特徴 短時間で高い血行促進効果や疲労回復に期待できる。 高いデトックス効果と、精神的疲労の回復に期待できる。

その他にも、『ロウリュー』や『低温サウナ』といった種類のサウナがありますが、取り入れているところがあまり多くないです。ロウリューはサウナストーンに水をかけることで発生する水蒸気を浴びて身体を温めるサウナです。ミストサウナに似ており、かける水をアロマ水に工夫することでアロマ効果も味わえたりします。一方で、低温サウナは遠赤外線サウナを指しており、身体に負担が比較的かからないのが特徴で、心臓や高血圧の改善を目的に利用されることが多いです。

サウナの入り方

サウナで整うためには、正しい入り方をするのが大切です。自分の気分で出たり入ったりしていては、得られる効果も半減してしまいます。以下ではサウナに入る前・入るときの流れ・出た後について解説するので押さえておきましょう。

また、サウナを初めて利用する人はサウナにおけるマナーも合わせて覚えておきましょう。知っておくべきマナーは以下の4つです。
【サウナにおけるマナー】
・脱衣所でダラダラしない
人が多い時間だと脱衣所は混雑しやすく、後から入ってきた人のロッカーが足りなくなる可能性があります。全員で気持ちよく使うためにも、脱衣所は素早く動いてサウナやお風呂でゆっくりしましょう。
・サウナ前は身体を綺麗にする
サウナ室はみんなが汗をかく場なので、一人一人の身体が綺麗な状態でないと、サウナ室の衛生状態が悪くなります。サウナ前に身体の油分を落とせば汗もかきやすくなるので、身体や髪を綺麗にしてから入りましょう。
・サウナ室では自分に適した場所に座る
サウナ室は階段状になっている場合が多く、上段になる程温度が高くなります。サウナ歴の短い人は下段から座るようにして、慣れてきたら段を上げていくようにしましょう。
・水風呂に入る前に汗を流し切る
サウナでかいた汗は、毛穴の汚れや皮膚の油分を含んでいる可能性が高く、汗をかいたまま水風呂に入ったらそれらが全て水風呂に流れてしまいます。水風呂の衛生面がかなり悪化するので、必ず掛水で汗を流してから水風呂へ入ってください。

サウナに入る前

サウナに入る前には、効果を十分に得るだけでなく、快適なサウナを満喫するためにも事前準備をしておくことが大切です。具体的には以下の3点の準備を行いましょう。

【サウナに入る前の準備】
・水分補給をする
サウナでは大量の汗をかくので、水分が少ない状態でサウナに入ったら体調を崩す可能性があります。ひどい場合は脱水症状の危険性もあるので注意が必要です。汗はナトリウムも含んで排出されるので、水よりもスポーツドリンクの方がおすすめです。
・身体をきれいにしておく
身体を洗わずにサウナ室に入って汗をかいたら、臭いを発したり衛生面を悪化させたりすることに繋がって周りの人に迷惑をかけてしまいます。みんなで使うからこそマナーは意識しましょう。
・持ち込むタオルを準備する
サウナでは汗をたくさんかくのでタオルを忘れないようにしましょう。床に汗を垂らしながら利用すると、床の衛生状況が悪くなってしまいます。サウナの床タオルは定期的に交換してくれますが、そんなに頻繁に交換してくれるわけではないので周りの人に配慮した利用方法を心がけましょう。

サウナに入る

準備が完了したらサウナに入りましょう。サウナでの効果を高めるためには、以下のポイントを意識して利用してください。

【サウナの効果を高めるポイント】
・サウナ室での滞在時間は10分が目安
・サウナ初心者は下段を利用

サウナは我慢比べをする場所ではなく、快適な汗をかくための温浴場所です。自身のコンディションに合わせて早めに出たり少し長く利用したりして、体調を崩さない程度で満喫しましょう。大体6〜12分くらいが理想的で、それ以上入ると逆に疲労感や不調を招く可能性があるので注意してください。

また、サウナ室は上段の温度が一番高いので、あまりサウナに慣れていなかったり、若干体調が悪かったりする方は下段を利用しましょう。逆にサウナに慣れてきたら冗談を利用することでさらに高い効果をえられます。基本的に大事なのでは体調を崩さないようにサウナを利用することなので、体調さえ維持できれば上段に挑戦してみたりするのもサウナの楽しみの一つです。

サウナから出た後

サウナから出た後は身体を整えるために、水風呂へ浸かりましょう(理想は2分くらい)。注意点として、水風呂へ入る前は必ず汗を流してから利用するようにしてください。汗がついたままで水風呂に入ると水風呂の衛生面が悪化して周りの人に迷惑をかけてしまいます。

そして、水風呂を満喫したら休憩時間を設けましょう。簡単に身体の水気を拭き取って、椅子などに腰掛けて休んでいると水風呂で冷えた身体がじわじわと温まってきて最高のリラックス感を味わえます。このリラックス感がいわゆる『整う』というものです。以上までのサウナの入り方を実践して、ぜひ『整う』を満喫してください。

サウナで整うコツ

基本的には、上記で説明した『入り方』を実施すればサウナで整うことができます。ですが、以下の2つのポイントを押さえておけば、さらに効率よく整うことができるので把握しておくのがおすすめです。

【サウナで整うコツ】
・身体を拭いてからサウナに入る
・水分補給と休憩を取る

発汗と身体の冷やしを効率よく行って、身体の調子を良好な状態で維持し続けることが整うためには重要です。2つのポイントを実践して整うことで、さらなるフレッシュ感を満喫しましょう。

身体を拭いてからサウナに入る

身体に水分が残った状態でサウナに入ると、水分が一気に高温になって身体の表面温度が上がって息苦しさを感じやすくなります。身体を整えるためには、身体の内側から温めることが重要なので、表面が先に暖まってしまう原因は無くしておきましょう。また、水分を拭き取っておくと汗がかきやすくなって、効率よく身体を温めることができる点も整えるためには大切なポイントです。

水分補給と休憩を取る

水分補給をサウナに入る前に摂ることで、発汗作用が促進して内臓からの老廃物の排出効率を高めることができます。内臓の動きを活発化させることで、効率よく身体を温められます。これにより、サウナの効果が高まって効率よく整うことができるでしょう。注意点として、サウナ中に水分を補給すると、すぐに水分が血液に溶け込んで老廃物の排出効果が悪くなるので気をつけてください。

また、整う状態は休憩を最後にした瞬間に訪れるので、サウナと水風呂で満足せずに休憩までちゃんと実施しましょう。サウナと水風呂を繰り返した後に椅子などで休憩を取ることで、冷えた身体を温めようと身体が働いて、内側からじわじわと温まってきます。体を温める働きは血流が促進することで生まれるのですが、その際に血液を通じて脳へ酸素が行き渡り深いリラックス状態を味わえます。この深いリラックス状態が『整う』なので、整う状態を目標にしている方はこの瞬間を満喫しましょう。

サウナに入る際の注意点

サウナは正しい方法で利用すれば、身体の健康状態を促進したり、疲労回復効果をもたらしたりしますが、場合によっては利用を控えた方がいいこともあるので注意してください。利用を控えた方がいい場合とは以下の通りです。

【サウナに入るのを控えた方が良い場合】
・体調不良
体調が悪い時にサウナに入ると、汗をかきすぎて立ちくらみや脱水症状を発症するリスクが高くなります。健康促進効果があるサウナといえども、体調不良を改善する効果はないので気をつけてください。
・疲労が溜まっているとき
サウナには軽い疲労回復効果があるものの、疲労感が強い時はお勧めできません。疲労感が強い時は思考が鈍りやすいので、サウナを出る適切なタイミングを判断しづらくなり、下手すると体調不良を引き起こす可能性があります。
・飲酒後すぐ
サウナに入ると血管が広がって血流が促進されます。これと同じように、アルコールの摂取にも血管を広げる作用があります。そのため、サウナとアルコールが掛け合わされると血管が大きく広がって血圧が急激に低くなり、目眩や頭痛を引き起こします。
・食後すぐ
食後すぐにサウナに入ると消化器官に使用する血液が身体中に分散して、消化活動が妨げられてしまいます。
 

新感覚サウナ『薬石浴』もおすすめ

サウナで整うのは最高のリフレッシュ感があり、満足感が高まる温浴方法ですが、それにもヒケを取らない温浴方法として新感覚サウナの『薬石浴』もおすすめです。薬石浴は複数種類の石が床一面に敷き詰められた部屋で寝転がり、体に石をかけるなどしてじっくり体を温めて汗をかく温浴方法です。石から大量のミネラルの発散がされて、さらにそこへ遠赤外線効果が加わることで、老廃物と一緒に爽快な汗をかくことが出来るので、整う以上の爽快感を味わうことができます。

また、効果も豊富で整うことで得られる効果よりも多くの効果を体感することができるでしょう。薬石浴で得られる効果は以下の通りです。
【薬石浴で得られる効果】
・冷え性改善
・デトックス効果
・肩こり改善
・お肌の質UP
・花粉症の改善
・リラックス・癒し効果

以上のように豊富な効果、爽快感を得られる薬石浴は、石和名湯館 糸柳にある『嵐の湯』で体験できます。『石和名湯館 糸柳』では薬石浴以外にも、甲州ならではの食材を味わったり、周辺施設を満喫したりできますので、ぜひ一度お越しください。

『石和名湯館 糸柳』の周辺施設に関する記事:『石和温泉周辺のおすすめ観光スポット|見る!食べる!楽しむ!で石和温泉周辺を満喫!』

 

まとめ

『整う』とは、サウナと水風呂を繰り返した後に、休憩をすると身体の奥底から温められ、深いリフレッシュ感で満たされる状態のことを指します。サウナで整うと、疲労回復や快眠、肌荒れ改善などの効果を得ることができます。ただし、整う状態になるためには『正しいサウナの入り方』をしないといけません。なので、サウナに入る時は『正しい入り方』と『整う状態になるためのコツ』を知り、取り組めるようにしておきましょう。

また、サウナは健康にいいものではありますが、場合によっては控えた方がいい人もいるので当記事で紹介している『注意点』を参考に、入らない方がいい場合を押さえておきましょう。